双極性障害やうつ病の薬は、効き目に個人差が大きいです。
人によって効く薬というのは異なるので、「これが絶対いいよ!」というわけではありません。
病院の方針や自身の症状によってお薬が変わります。
私は闘病生活10年以上あるので、比較的色んなお薬を試してきた方かと思っています。
そこで、皆さんの参考までに、私すおうが現在服用しているお薬について紹介します。
私の主な症状
私が現在苦しんでいる症状は以下の通りです。
- 急に精神不安定になる(特に、気圧や温度の変化に敏感)
- 中途覚醒(入眠は問題ないが、3時間位で目が覚めて1時間位眠れなくなる)
この症状を改善するために、次に紹介するお薬を処方してもらっています。
服用しているお薬
お薬の名前や効能と、服用している量を紹介します。
エビリファイ【非定型抗精神病薬】
双極性障害と言えばこれ!というお薬になります。
うつ病で言う、抗うつ薬のようなものです。
一般名は「アリピプラゾール」です。
現在は、朝晩各3mg、計6mg、服用しています。
レキソタン【ベンゾジアゼピン系抗不安薬】
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬の中でも、一般的なものになります。
一般名は「ブロマゼパム」です。
現在は、朝3mg、晩1mg、計4mg、服用しています。
サイレース【ベンゾジアゼピン系睡眠薬】
薬の効果が持続する期間によって、睡眠薬が分類されています。
その中でも、サイレースは中間型と言われています。
一般名は「フルニトラゼパム」です。
現在は、晩2mg、服用しています。
ベンザリン【ベンゾジアゼピン系睡眠薬】
こちらも、中間型の睡眠薬になります。
筋肉的に脱力感が出やすいと先生から注意を受けています。
(寝ている状態から急に起き上がることは倒れる危険がある、など)
一般名は「ニトラゼパム」です。
現在は、晩5mg、服用しています。
デジレル【SARI(セロトニン遮断再取り込み阻害薬)】
うつ病の原因としては、脳内のセロトニン(心地よい気分にさせてくれるホルモン)が少なくなっていることが挙げられます。
そのセロトニンの脳内への取り込み(吸収)を妨げることにより、脳内のセロトニンの量を保つため、抗うつ作用があります。
さらに、阻害する受容体がちょうど睡眠に関わるとされていて、受容体を阻害することで睡眠時間維持の効果が期待できます。
一般名は「トラゾドン塩酸塩」です。
現在は、晩25mg、服用しています。
通院頻度
何もなければ(調子が良かったら)、通院は月1回です。
しんどいなと思ったときは、1ヶ月待たずに受診して、薬の調整をしてもらっている状態です。
最近の傾向だと、1~2ヶ月に1回はそのときの症状により、薬の種類や量を変更している感じです。
(ちなみに、ベンザリンが追加されて1ヶ月経っていません。)
今通っている病院の先生は、色んな方向からお薬の提案をしてくれるので、とても信頼しています。
まとめ
私suoの服用しているお薬をまとめました。
5種類って多いんでしょうか。
ちなみに、ピルや美容内服も含めると、すごい量を飲んでいると思います。
「同じ薬飲んでるよ!」「この薬、初めて聞いた!」など、色んな感想があると思います。
また、人によって効果が違うので、あくまで私の場合、この組み合わせということになります。
私は、できるだけ薬に頼らない、寛解状態を目指しています。
しかし、不眠などの症状がひどいため、薬を飲むことにより、QOL(生活の質)が向上するのであれば、薬を飲んで対処していきたいと思っています。
双極持ちの皆さんや、双極について知りたい方の参考になったでしょうか。
お薬が変わったりしたら、また「双極性障害」記事にて報告します。