もともと苦手だったのかもしれませんが、双極性障害になってから、苦手になったことが複数あります。
残念ながら苦手になったことと、その対処法を紹介します。
以前よりも苦手になったこと
昔から得意ではありませんでしたが、双極性障害になってから特に苦手になったことを紹介します。
苦手なこと
特に、次の2つが苦手になってしましました。
- 生活音・会話の音などの雑音
- 予定が変更になること
対処法
雑音の対策
通勤で公共交通機関を利用しているので、苦手な雑音を聞くことが多いです。
そういった場合は、ずっとイヤホンをして、好きな音楽を低音量で流しています。
好きな音楽でも音が大きいと不快なのと、周りの音が聞こえなくなるのが不安なので、低音量です。
イヤホンをしていると、自分の世界に入れるので、通勤時間がオフの時間になります。
オンオフの区切りを付けられるので、私は仕事モードの切り替えに利用しています。
予定変更の対策
もともと、きちっと計画を立てて、その通り実行したいタイプです。
少しでも予定が崩れるとストレスやパニックになります。
そのため、次の方法で軽減できるようになりました。
- 1日にやりたいことを絞ってリスト化する
- 余裕をもって計画を立てる
- プランAがダメだった場合にプランB・Cに切り替えられるように複数の計画を用意する
特に躁転している場合は、1日にやりたいことが次々と浮かんできます。
ただし、それをこなした後、あるいはこなしている最中に、うつ転して調子を落とすことが多かったです。
そのため、余裕を持った計画を立てるため、1日にやりたいことを最高3個くらいまでに絞っています。
昔は時間や分単位で予定を立てることが多かったのですが、うまくいかなくて落ち込むことが多かったです。
そこで、午前中1個、午後1個、くらいの間隔で予定を立てています。
プランを複数立てるのは、1個しか計画を立てていなかった場合に、それがダメになると精神的ダメージが大きく、何をしていいのかわからなくなります。
そのため、午前中と午後のやりたいことを入れ替えた計画だったり、1個は別日に移動させたり、と複数の計画を用意するようにしています。
以前は得意・好きだったのに苦手になったこと
逆に双極性障害になる前は得意・好きだったのに、双極性障害になってから苦手になったことを紹介します。
苦手になったこと
- 感情が揺さぶられるドラマ・映画など
- 読書
- ニュース番組(天気予報・スポーツニュースを除く)
対処法
こちらに関しては、必要がない限りノータッチでいく、というのが対処法になります。
感情が揺さぶられるドラマ・映画の対策
高校生や大学生のころは、月に1回ほど映画館に通うくらい映画を見るのが好きでした。
月9などのドラマを見ることも大好きでした。
双極性障害になってからは、映画やドラマを見ると、登場人物に過剰に感情移入してしまい、精神不安定になるようになりました。
そのため、見たい映画・ドラマがあるときは、感情移入しやすそうなもの(泣けそうなもの)でなさそうであれば、体調がいい時に見るようにしています。
原作があって話の展開が頭に入っていると、感情移入しにくくなるようです。
どうしても見たいドラマ・映画の場合、原作があれば軽く読んでおくことで過剰な感情移入に対処できます。
読書の対策
学生の頃は、図書カードの欄がいっぱいになるくらい、読書が大好きでした。
しかし、双極性障害になってからは、小説などの感情が揺さぶられる本は読めなくなりました。
集中力が落ちたのか、活字を読むのも苦手になりました。
専門書は感情に訴えてくることがないので、問題なく読めるようです。
対処法は、活字の読みにくさに関しては、漫画中心の本にすることです。
感情が揺さぶられる本は、距離を置くことしか対処法がありません。
ニュース番組の対策
部屋での無音が苦手なので、比較的テレビはついている方です。
ただし、ニュース番組、特に暗いニュースを取り扱っているときは感情移入してしまい、落ち込んでしまいます。
対処法としては、YouTubeなどでクラシックやジャズを流すなど、音がかかっているけど情報が入ってこないものにしています。
世の中の情勢に疎くなりますが、自分の精神安定の方が大事です。
【まとめ】双極性障害になって苦手になったこと
双極性障害になる前から苦手だったこと、双極性障害になってから苦手になったことを紹介しました。
また、苦手に対して、どのように対処しているのかも合わせて紹介しました。
特に、音・活字関係については、双極持ちだと苦手な人が多いかもしれません。
対処法など参考にしていただければ幸いです。