夫婦で精神疾患と戦う~社会的弱者夫婦の挑戦~part2のその後です。

今回は、傷病手当金の受け取りと、私の扶養に入れずに国民健康保険・国民年金の手続きをしてきた話です。
離職票の到着 2023年4月17日
やっと、会社から離職票が届きました。問題なく届いたのでよかったです。
これで、あとは保険証がいつ届くのか、待つ日々でした。
保険証(扶養)の受け取り 2023年4月20日
私の扶養に入れる手続きをしてから約3週間で、夫の保険証が届きました。
4月からということで、だいぶ時間がかかったようです。
このときは、「4月は私の扶養に入れるから、国民健康保険・国民年金の支払いがないからよかった」と安堵していました。
傷病手当金の給付 2023年4月25日
傷病手当金の振り込みがあったと、ハガキで通知がきました。
夫の前社の給与体制が、20日締めの月末支払いだったため、3月21日から傷病手当金を受け取れるように申請を出していました。
通知書の内容では、3月21日~31日の日額分(11日間)が振り込まれました。
日数で割ると、扶養から外れる金額となっていました。(扶養に入れるのは、年間130万未満)
最初の思惑では、3月分は有給消化のため、傷病手当金は出ない予定だったので、予定外で焦りました。
そこで、私の会社の担当者に相談することにしました。
私の扶養に入れないことが発覚 2023年4月26日
扶養に入れる額を超えてしまったので、私の扶養に入れないことが発覚しました。
4月中に国民健康保険・国民年金に入る必要性が出てきました。
この時点で、4月の平日はこの日を入れてあと3日。
夫と2人で役所で説明などを聞いた方がいいと思い、急きょ翌日の有休を取得しました。
国民健康保険・国民年金に加入 2023年4月27日
朝から夫と2人で役所を訪れました。
持っていったものは、次の5つです。
- 健康保険・厚生年金保険被保険者資格等喪失連絡票
- 離職票1、2
- 身分証明書(運転免許証)
- 年金手帳
- 前回相談した際の試算表や説明の紙など一式
国民健康保険の加入手続き
まずは、国民健康保険の加入手続きです。
被保険者資格等喪失連絡票のコピーを取られましたが、原本は返してもらえました。
離職票1の離職理由の欄の数字により、国民健康保険料の軽減が受けられるとのことです。この数字はハローワークが決めます。
- 特定受給資格者:11、12、21、22、31、32
- 特定理由離職者:23、33、34
適応障害のための退職なら、特定理由離職者に該当する可能性があります。
今は傷病手当金を受給しているので、失業給付に切り替えたタイミングでハローワークから離職理由が出ます。
そのときに再度確認し、軽減申請できるならしようと思います。
国民健康保険料の支払いは、銀行のキャッシュカードで口座振替ができたので、対応してもらいました。
口座振替で心配だったのは、確定申告時の社会保険料控除申請のための書類がないのか?ということです。
質問したところ、確定申告で必要な書類は1月中旬ごろ届くそうで、安心しました。
国民年金の加入手続き
担当者がバトンタッチして、今度は国民年金の加入です。
国民年金は免除申請ができます。
申請年度は、7月~翌年6月までです。
そのため、令和4年度の4~6月分の免除申請をしてきました。
退職した旨を伝えると、半額免除になりそうだと担当者が教えてくれました。
半額免除でも、年金は8分の6もらえるので、あまり不利にならないことも教えてもらいました。
そこで、離職票1のコピーを提出し、国民年金保険料免除・納付猶予申請書に必要事項を記載して受理してもらいました。
審査には、2~3ヶ月かかるそうです。
その間に通常料金の国民年金の納付書が送られてくるけど払わないように、と言われました。
審査の結果が出て、何割か免除になったら、新しい納付書が届くので、そちらで払ってほしいとのことでした。
6月で免除は切れてしまうので、7月に入ってからも失業状態だった場合は、申請書と身分証明書を持ってきてもらえればすぐに申請できるとのことでした。
担当者の方は丁寧に詳しく教えてくれたので、安心して国民健康保険・国民年金に加入できました。
使えなかった保険証返却 2023年4月28日
結局、私の扶養の保険証は一度も使うことなく、返却することとなりました。
逆に、保険証を使って病院に行っていた場合に、手続きが煩雑になるので、タイミングがよかったのかと考えています。
まとめ|役所の人はたいてい優しく教えてくれる!頼ろう!
もともとは、離職票などを持っていくつもりはなかったのですが、持っていったおかげで国民年金の免除申請を受理してもらえました。
会社から退職時に届いた書類はすべて持って、色々聞いてみると、免除や軽減制度などを優しく教えてくれます。
国民健康保険・国民年金については、私たちは素人で、役所の方はプロです。
税金や社会保険のことは、私たちはたいてい詳しくありません。
自分の状況を示せる書類をすべて持って、役所のプロに頼りましょう。
もう少ししたら、夫の通院があります。4月分の傷病手当金の申請書の医師記入欄を書いてもらうつもりです。
また、進展がありましたら、ブログやTwitterにて報告していきます。
最初の夫のSOS・退職までの流れはこちらの記事にまとめてあります。

夫の退職が決まった後の手続き関係はこちらの記事にまとめてあります。
