FPは、最近聞くことの多い資格だと思います。
FP(ファイナンシャルプランナー)とは、日常生活のお金に関する知識を有する人(資格)のことです。
私すおうも、2022年5月にFP3級を受験し、合格しました!
FP受験のキッカケ
「お金の大学」という本を執筆された、両学長、という方のYouTubeやブログをよく見ていました。

その中で、資産形成や生活に役立つ資格として、FPと簿記をあげられていました。
簿記3級はすでに取得していたので、今回はFP3級を受験してみようと思いました。
私の中では、簿記とFPでは、
- 簿記:経理簿をつけられるようになる
- FP:日常のお金に関する知識を得られ、得をする
と、得意分野が違うかなという印象があります。
FPの受験方法
FPを受験するぞ!と決めたら、他にも決定しなければならないことがあります。
それは、受験団体の決定です。
FPの資格試験は、日本FP協会と金融財政事情研究会(きんざい)の2つの団体が実施しています。
そのため、FPを受験する際には、どちらの団体で受験するのか検討する必要があります。
違いは、実技試験の科目です。
- 日本FP協会:資産設計提案業務
- きんざい:個人資産相談業務、あるいは、保険顧客資産相談業務
日本FP協会では1科目のみですが、きんざいではどちらか一方を選択します。
私は、実技試験の科目を選択する必要のない、日本FP協会で受験しました。
FP3級の受験資格
FP3級に関しては、受験資格は特にありません。
お金に関する知識を得たい人は誰でも、という感じです。
FP2級からは、FP3級合格や実務経験ありなど、条件が出てきます。
FP2級を目指す人は、FPの業務を職として行いたい人だと思いますので、お金の知識を得たい程度なら3級のみで問題ありません。
FP3級の勉強方法
両学長や色々な人がおススメされていた、「みんなが欲しかった!FPの教科書3級」を購入しました。(法令が年度によって変わるので、最新版を購入しましょう。)

他の参考書に比べて、だいぶ嚙み砕いて説明してあり、図もわかりやすかったです。
試験会場でも、この本を持っている人が多かったです。
ただ、私の勉強法には合っていなかったと思います。
私は2022年5月受験でしたが、受験勉強を始めたのが4月頭くらいからでした。(2ヶ月弱)
そのため、最短で合格する自分なりのルートで挑みました。
- 学科試験の過去問を解きまくる(~前日)
- 分からない用語があったら、紙に書きだして意味を書きだす(~前日)
- 実技試験の過去問を解きまくる(2週間前~前日)
- 自分の分からない用語を書きだした紙を見て、頭に叩き込む(試験会場)
学科試験の過去問
過去問を解くのに、本を購入する必要はありません。
「FP3級ドットコム」サイトの、FP3級過去問道場(学科)というクイズアプリを利用しました。
携帯やパソコンがあればどこでも過去問が無料で解き放題です。
しかも、問題の解説も丁寧に載せてあります。
私は、通勤時間のスキマ時間で、こちらのサイトを利用して、過去問を解いていました。
1日に30問以上は解いていたと思います。
学科試験は6科目あるので、8割程度安定して合格するようになったら、次の科目に移っていました。
分からない用語を紙に書きだす
過去問を解いていて、いつも間違える問題や解説を見ても理解しにくい問題が出てくるはずです。
そこが自分の苦手分野になります。
分からなかった用語を裏紙なりノートなりに書きだして、まとめておきましょう。
これが、あとで役に立ちます!
実技試験の過去問
学科試験の過去問の合格率が7~8割程度になったら、実技試験の過去問にも取り組みましょう。
実技試験は、学科試験の問題の複合版だと思ってもらえればいいです。
そのため、学科試験の知識がある程度頭にないと解けませんので、学科試験の内容を理解してから臨みましょう。
ありがたいことに、「FP3級ドットコム」サイトでは、FP3級過去問道場(実技)もあります。
実際に紙で解く方法がおススメされていましたが、パソコン上で解いても全く問題ありませんでした。
インクや印刷用紙を節約するなら、パソコン上で解くことをオススメします。
過去問を解いていくと、問題の傾向(パターン)があることがわかります。
そのため、その傾向を把握し、解けるようにしておきましょう。
分からない用語集(自作)を見る
試験会場では、参考書を開いている人や、携帯を見ている人など、色んな人がいました。
私は、試験直前までガッツリ勉強するのは好きでないので、自作の分からない用語集を頭に叩き込んでおく程度で終わりにしていました。
FP3級合格!
5月22日に受験し、6月29日に結果発表でした。
書類が届いたのは、7月頭になります。
賞状と試験結果表が届きました!
すでに自己採点していたので、合格していたのはわかっていたのですが、ちゃんとした合格通知書が来ると安心しますね。
学科試験は60問中56問正解(正答率93%)、実技試験は20問中20問正解(正答率100%)でした。
実技試験の最後の問題は、過去問になかった内容だったので、今までの傾向から正解を導き出したのですが、当たっていて嬉しかったです。
FP3級受験で得られたこと
FP3級を受験したことで、健康保険や税金などの日常生活のお金のことに関心をもつようになりました。
また、親が健康なうちに相続問題も考えなければならないなという気持ちになりました。
将来、自分がお金で困らないようになるための最初の一歩になったかなと思います。
FP3級を受験してみよう!
簿記は経理部門の人にはオススメの資格ですが、一般常識としてFP3級を勉強しておくのはいいことだと思いました。
FP3級はそこまで難しい資格ではないので、一度受験を検討してみてはいかがでしょうか?